たたかいの基本点
中小企業の限られた経済能力のなかに要求を閉じ込めずに、春闘アンケートによる生計費原則にもとづいた賃上げ要求を基本にすえることが大切です。
中小企業だから「大幅賃上げは無理だ」といった前提からたたかいを組み立てると、結果的には閉塞した企業内でのやりとりで終息し要求も実現できません。要求とたたかいを大きいかまえで押し進めていくことによってこそ、解決する方向としての新たな運動や課題が生まれてきます。
賃金闘争の基本として
1、生計費原則に基づく大幅賃上げ。2、非正規労働者の賃金引き上げと、全労働者の賃金底上げ。3、最低賃金時給1,000円実現と、全国一律最低賃金制の実現。4、企業内および産業別の最低賃金の引き上げと協定の締結。5、男女賃金格差の是正、非正規労働者の均等待遇実現。6、マイナス人事院勧告の実施や関連労働者への適用に反対、自治体関連労働者の賃金・労務単価の引き上げ。7、適正単価実現と下請け単価の引き上げ、「公契約法・条例」の制定。など全国的で共通な要求を掲げた取り組みとしてすえる。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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